2025.08.05
基礎理工学科3年生「キャリア設計」の授業で4年生による内定者座談会を開催
7月7日(月)、基礎理工学科※3年生を対象に「キャリア設計プロジェクト実践」の授業の一環として、同学科4年生の内定者4人を迎えた「内定者座談会」を開催しました。
本授業では、就職活動を終えたばかりの4年生が、自身の体験談やアドバイスを語ることで、3年生が就職活動への具体的なイメージを持ち、自身の方向性について考えるきっかけとすることを目的としています。
当日は、キャリアセンター職員が質問形式で進行し、4年生はそれぞれ異なる業界・職種での内定獲得までのプロセスを紹介し、情報収集の方法や就職活動の開始時期、エントリー企業数、SPIや面接対策、インターンシップの体験内容など、リアルな視点で語ってくれました。3年生たちは熱心に耳を傾け、メモを取りながら聞いていました。
質疑応答では、面接時の逆質問の有無や、複数企業をどのように比較したかなど、具体的な質問が活発に交わされました。また、面接で緊張したときの対処法や卒業研究との両立方法についての話題も上がり、終始和やかな雰囲気で進行しました。
3年生からは、「先輩方からリアルな話が聞けて参考になりました。大学生活の過ごし方や卒業研究についても知ることができて、不安が和らぎ、モチベーションがあがりました」といった前向きな感想を話してくれました。
4年生からも「この時期に疑問や不安を言葉にして聞けるのはすごいことだと思います。企業研究は早く始めるほど役に立ちます。不安もあると思いますが、自分のペースで頑張ってください。学内で見かけたら、気軽に声をかけてくださいね」と、後輩への温かいエールが送られました。
授業後には、個別に4年生へ質問をする3年生の姿も見られ、就職活動への高い関心や今後の進路に対する意欲が感じられました。
身近な先輩の体験を通じて、3年生が今後の進路について具体的に考える、貴重な時間となりました。
※2024年より基礎理工学科は基礎理工学科 数理科学専攻へ