2024.10.07
第49回土木情報学シンポジウムで学生が研究成果発表
9月26日(木)、27日(金)に土木会館(東京都新宿区四谷)で開催された「第49回土木情報学シンポジウム」で大学院 総合情報学研究科コンピュータサイエンスコースと総合情報学部情報学科の学生が研究成果発表を行いました。
「土木情報学」とは、社会インフラのライフサイクルの中で情報の取得・生成・蓄積・流通・活用に関する理論・技術を探求する学問です。
研究成果発表は以下の通りです。
「類似画像検索技術を用いた屋内での自己位置の推定技術に関する研究」
山下翔太(大学院 総合情報学研究科コンピュータサイエンスコース1年 中原研究室)
中原匡哉(総合情報学部情報学科講師)
塚田義典 (麗澤大学)
梅原喜政(摂南大学)
◇概要:
本研究では、事前に位置情報が紐づけられた計測位置の画像を収集し、ドローンが巡視する際に取得した画像との比較から、最も類似している計測位置の画像を探索する自己位置推定手法を提案しました。
「橋脚の点群データを用いたエッジ強調によるワイヤーフレーム生成手法に関する一考察」
南李玖 (総合情報学部情報学科4年 中原研究室)
中原匡哉(総合情報学部情報学科講師)
塚田義典 (麗澤大学)
梅原喜政(摂南大学)
◇概要:
既存研究では、点群データからワイヤーフレームを生成して得られた寸法値を用いて3次元モデルを生成する手法が提案されているが、過剰な辺の誤生成や欠損があり、部位の形状や検査対象の寸法値を自動で取得するのが困難な課題がある。本研究では、前処理で抽出したエッジの点群データを用いて点群データのエッジ部分を強調することで、過剰な誤生成を抑制するワイヤーフレームの生成手法を提案しました。
土木学会 土木情報学委員会 第49回土木情報学シンポジウムの開催
https://committees.jsce.or.jp/cceips01/node/73
研究室紹介サイトWHO’S LAB(中原匡哉講師)