2023.06.22
通信工学科1年生のキャリア授業で3・4・5回目のアクティブラーニングを実施しました
5月26日(金)、通信工学科1年生のキャリア授業で、3回目のアクティブラーニングを実施しました。
今回のワークテーマは「動物園」です。文化祭に移動動物園を設置するため、あらかじめ決められた12種の動物の中から4種の動物を選び、企画書作りから発表まで各チームで行います。
3回目のアクティブラーニングは「調べる」がテーマとなり、12種から選んだ4種の動物について調べました。
6月2日(金)、4回目のアクティブラーニングは「資料作り」がテーマとなり、企画書作りにはGoogleスライドを使用し、聞く人の目を引くようなビジュアルツール作りに力を入れていました。
6月9日(金)、5回目のアクティブラーニングの授業で企画書の発表となり、2教室に分かれて各チーム5分間の発表と3分間の質疑応答を行いました。
12種の動物の中で絶滅危惧種に指定されているホワイトタイガーを選んだチームは、他チームからの「12種も動物がいる中でなぜ絶滅危惧種であるホワイトタイガーを選んだのか」という質問に「移動動物園をきっかけにSDGsに関心を持ってもらい、問題解決に向けて少しでも多くの人とともに改善に向けて取り組むためです」と答えました。
通信工学科では、2019年度から、学生に主体性を育てるために株式会社リアセックの「タクナル」というアクティブラーニングを導入し、学科の全教員が、タクナルのファシリテーター(講師)研修を受けて、授業を行っています。
タクナルは、ケースメソッドPBL(Project Based Learning)という「実際に起きた事例を教材として、あらゆる事態に適した最善策を討議し、学習者が答えを導き出す」教育・研修プログラムです。
前回の授業の様子はこちら
https://www.osakac.ac.jp/project_now/tcn/1158
また他チームの企画書について「見やすく、伝わりやすい企画書でとても勉強になった」と感想を伝える学生もいました。
発表終了後には学生同士の投票により最も評価の高いチームには賞品が贈られました。
2グループが同率1位となった教室では、お互いを称え合いながら、やり切った達成感でいっぱいの表情を浮かべていました。
最後に今回のワークテーマを振り返り「資料作りの時間が足りず役割分担をもう少し工夫すべきだった」といった反省点や「意見がぶつかることもあったが、チームで協力して完成することができて良かった」といった感想がありました。
引き続き、「タクナル」を用いたアクティブラーニングの様子をお伝えしていきます。