通信工学科2年生の学生チームが、「地域連携プロジェクト入門」の授業内で取り組んだ『テクノアイデアコンテスト「テクノ愛2020」』にて健闘賞を受賞しました。
同コンテストは、将来の産業・科学技術の発展を担う人材の育成、科学技術やモノづくりへの関心を高めることを目的に、技術に関する幅広いアイデアを広く募集するアイデアコンテストです。
通信工学科2年生3人で構成した学生チームは、「人のための改札」というアイデアを提案。
このアイデアは、従来の改札機が「右利き」を前提としたシステムであることに対し、万引き防止システムの原理を使い、タッチ式ではなくゲートウェイ型にすることで利き手による不便さや、感染症対策の一つであるタッチレスの普及、さらには車椅子の方などへのバリアフリーも実現できるといったものです。
通信工学科2年生 村山大輔さんのコメント
新型コロナウイルス感染症拡大の状況から、メンバーと集まる機会がほとんどなかったので時間のすり合わせが大変でした。今回の受賞を通して、普段から思っている不便なことなどは自分の行動一つで変えられるのかもしれないという可能性を感じました。今後、アイデアを実現して社会をよりよくするために、まずは今社会が直面している様々な問題に気付けるように視野を広げていきたいと思います。