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2023.05.25

建築学科の新入生が学外教育研修を行いました

5月13日(土)、工学部 建築学科の新入生が国立民族学博物館・太陽の塔・日本民家集落博物館で学外教育研修を行いました。

 

建築学科での学外教育研修は、歴史的及び現代的な建造物の見学・スケッチを通じて、世界各国の民族・風習を知ることを目的とし、これから本学で学ぶ建築学にとって必要となる知識の獲得を行います。また、新入生が互いに懇親を深め、これからの大学生活をお互い助け合いながら、楽しく有意義に過ごせるような環境づくりを行うことも目的としています。

 

本学を出発後、万博記念公園に到着しグループに分かれ「国立民族学博物館」を見学しました。同博物館は、文化人類学・民族学に関する調査・研究を行い、世界の諸民族の社会と文化に関する情報を提供し、諸民族についての認識と理解を深めることを目的として開館されました。

その後、「太陽の塔」へ移動し内部を見学しました。「太陽の塔」は過去・現在・未来を貫いて生成する万物のエネルギーの象徴であると同時に、生命の中心、祭りの中心を示したもので来場者に多くの感動を与えています。

太陽の塔から国立民族学博物館 特別展示館地下休憩スペースへ移動し、昼食をとった後は服部緑地にある「日本民家集落博物館」へ移動してスケッチを行いました。

同博物館は、岩手県から鹿児島県奄美大島までの民家11棟を服部緑地内に移設し、日本最初の野外博物館として開館されました。現在ではなかなか見ることのない民家に、学生たちは熱心にスケッチをしていました。

学外教育研修の全行程を終えた学生からは、「1人ではなかなか見に行くことのない建物を見学し、先生方の話をいろいろ聞くことができたので、とても楽しく研修に参加することができました」「世界の民族について知ることが出来て良かったです。太陽の塔の中に入れたのがとても嬉しかったです」といった感想がありました。

同行した4年生のサポート学生は「先生方に構造の事や民家の事をその場で質問することができ、詳しく解説していただいたので勉強になりました。1年生との交流もでき有意義な時間になりました」と話しました。

 

工学部 建築学科 北尾聡子准教授は「50年前の大阪万博の建築構造物の圧倒的な迫力を感じて、世界の衣食住環境を知って、明治・大正・昭和期の日本の民家の佇まいをスケッチして、建築学科新入生にとって有意義な建築学体験の日となりました」と話しました。

 

これからの大学生活への期待が膨らみ、学修への意欲も高まったのではないでしょうか。

今後、授業内にて本研修内容のプレゼンテーションを行い、更に理解を深める予定です。

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