工学部建築学科

2021.07.09

建築学科3年生「建築材料・構造実験」の授業で、H型鋼の曲げ実験を実施しました

建築学科3年生の「建築材料・構造実験」の授業で、H型鋼の曲げ実験を行いました。
 
この実験演習では、万能試験機を用いH型鋼に力を加え、梁がたわんでいく様子や、力と変形のグラフから、H型鋼の曲げ変形性状を観察しました。
 
 
初めに力を加えていくと、比例的に変形は進行し、除荷すると変形も元に戻る弾性状態を確認しました。
その後降伏値を超える力を加えると、H形鋼はそれ以上の力を発揮できず、変形だけが進む塑性状態となりました。
さらに梁の上側と下側に交互に荷重を加えることでねじれが生じ、力を取り除いても元の形に戻らず、表面の酸化皮膜(黒皮)に特徴的なひびが入っているのが確認できました。
 
 
 
学生らは講義で習ったH形鋼の材料特性を実験を通して、目の当たりにしました。
構造設計においては、通常の設計は弾性域で行い、数百年に一度の大地震などの設計は塑性域で行うという、現行の建築基準法の考え方を、目前のH形鋼の状態により実感することができました。
 
 
 

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