2023.06.09
3年生対象の「キャリア設計」の授業で特別講義が実施されました
5月24日(水)、建築学科3年生「キャリア設計」の授業で建築に携わる方々をお招きして特別講義が行われました。
2教室に分かれて、寝屋川のまちづくりについて寝屋川市役所の清山昌俊氏(まちづくり推進部)、山口幸宏氏(住宅政策課)、湯田直樹氏(住宅政策課)に、施工管理について株式会社大林組 生産企画部の藤井寛明氏、今西勇介氏にお話いただきました。
寝屋川市役所の清山氏は建築技術職員の仕事について、密集住宅地についての取り組みや再開発事業など実際の事例を交えて紹介していただきました。
質疑応答の時間では学生たちからさまざまな質問があり、「まちづくりの要望はどれくらい反映されますか」という質問に清山氏は「住民全ての意見を取り入れることは難しいかもしれないが、まちづくりにおいてみなさんのように若い方の意見はとても重要だと感じています」と答えていました。
一方の教室では、株式会社大林組の藤井氏に施工管理についてお話いただきました。施工管理は唯一無二のプロジェクトに携われることが魅力であり、たくさんの人に出会うことで得られる経験がまた新たなやりがいに繋がるなど、実際に藤井氏が現場で経験したことを元にお話いただきました。
また藤井氏が学生時代に経験しておいて良かったことについては「いろんな場所に旅行にいくことで土地に順応する力が自然とつくため、各地で仕事をする施工管理にとって初めての土地でもあまり戸惑うことがなく、経験しておいてよかったと思います」と話しました。
学生たちは建築業界に携わっている方々から話を聞ける貴重な機会に真剣に耳を傾けていました。