2023.11.03
寝屋川市立中央幼稚園に設置するコミュニケーションボードのデザイン審査を行いました
工学部建築学科 北澤誠男准教授が担当している「インテリア計画」では、2019年度から地域貢献・地域連携の一環として、本学に隣接する「寝屋川市立中央幼稚園」の園児たちに、近隣の製材所から頂いた廃材などを使用し、これまでさまざまな木工作品を寄贈しています。
2019年度「ポプラを使った椅子」 https://www.osakac.ac.jp/project_now/a/691
2020年度「遊具収納棚」 https://www.osakac.ac.jp/project_now/a/798
2021年度「収納BOX」 https://www.osakac.ac.jp/news/2022/2475
2022年度「音の鳴る椅子(カホン)」 https://www.osakac.ac.jp/news/2023/2752
5回目となる今回も、製材所から頂いた廃材などを有効活用して、園児たちが楽しく遊ぶためのコミュニケーションボード「なぞって・まわして・ひっぱって」を製作します。
9月に行われた事前打ち合わせを経て、学生たちは、1つ1つに仕掛けをつくり園児たちが考えて手を動かすことや、隣同士で並んで遊ぶことによりお友達と自然と仲良くなれる、そんなコミュニケーションボードを目指して、一人ひとりデザイン案を用意し、10月27日(金)にデザイン審査の発表が行われました。
事前打合せの様子はこちら https://www.osakac.ac.jp/project_now/a/1226
学生投票により優秀賞に選ばれた橋本直樹さん、四方康雅さん、また特別賞に選ばれた町田稀亜さん、小川智咲さんがデザインプレゼンテーションを行い、コンセプトや工夫などを発表しました。
授業内では、北澤准教授から「寝屋川市が目指しているねやっCo-エージェンシー・プログラム(就学前教育・保育プログラム)に繋がる、園児の自己達成経験を養うようなデザインも多く見受けられ、主体性を伸ばすツールになれば」とコメントがありました。
また当日は、実験サポート課 木工室スタッフより、製作時の注意すべき点のアドバイスや、木工室の利用方法などが伝えられました。
今後、学生たちはそれぞれチームに分かれて、デザインしたコミュニケーションボードを製作していきます。製作の過程も紹介していきますのでぜひご覧ください。
(本学のこの取組みは、SDGs「12」「13」「15」に該当します)