2024.10.25
3年生「プレゼミナール」の授業で企業による講演会実施
10月7日(月)建築学科※3年生「プレゼミナール」の授業で、就職対策の一環として企業の方をお招きして「企業目線からの就職アドバイス」の講演会を行いました。
ご講演は、創業90周年を迎える寝屋川市最大手ゼネコン 株式会社前田組で採用を担当されておられる総務部 山本秀昭氏。
これから就職活動本番を迎える学生に「就職活動支援セミナー“面接の受け方”採用担当者は学生のココを観ている」をテーマにビジネスマナーや面接の受け方など就職活動のマナーをご紹介していただきました。
はじめに、人と人がコミュニケーションを図る際、言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%の割合で相手に影響を与えるという『メラービアンの法則』についてのご説明をいただき、視覚が与える情報の重要性について学びました。
次に、「背目手足服癖(せめて足ふく癖)」を語呂合わせにした話し方のポイントについて、(背)背筋、(目)アイコンタクト、(手)ボディアクション、(足)足の踏まえ、(服)身だしなみ、(癖)言葉や動きの6つのポイントから、信頼感を伝える基本動作・応用として、立ち姿・座り姿・歩き方・お辞儀などの所作や動作に添える5つ(言葉・視線・笑顔・手・正対)について実際にご説明していただきました。
また、『採用担当者はココを見ている』として、2つのポイントに着目するようにお話しされ、話す『内容』より『全体像』として自分の言葉で結論から話すこと、成功した結果を述べるよりも失敗から何を学び、どのように乗り越えたかなど『完璧』より『失敗から学ぶことの大切さ』についてお話いただきました。
山本氏は、自分の過去と将来のビジョンには何らかの関係があるとし、将来の夢を持つことや幹のあるこだわりを持つことを学生たちに伝えてくださいました。
参加していた学生はメモを取りながら熱心に聞いていました。
最後に山本氏から「これから本格的な就職活動が始まります。接する全ての人にプラスを送ってください。そして自分にもプラスを送ってください。プラスを送ればあなたの人生にプラスが返ってきます」とアドバイスをいただきました。
参加していた吉田勇次さん(建築学科3年)は「面接の基本動作を具体的にレクチャーいただけたことが大変勉強になりました。肩越しに相対せず、顔や胸を相手の正面にむけ“正対する”といった所作がとても分かりやすく、これから実践していきたいです」と話してくれました。
これから就職活動がはじまる学生たちにとって、非常に有意義な時間となりました。
※2024年4月より建築・デザイン学部 建築・デザイン学科へ