2025.03.04
合同卒業制作展2024『Untitled』を開催
2月3日(月)から10日(月)の8日間、工学部建築学科※の卒業設計・研究の成果を発表する合同卒業制作展2024『Untitled』を開催しました。今年度は、2024年4月に完成した寝屋川キャンパスのアトリエで、学生たちが主体的に合同作品展の企画、運営を行いました。
※2024年4月より工学部建築学科は建築・デザイン学部 建築・デザイン学科へ
会場では、建築学科4年生(学科4期生)が卒業制作展示を行ったほか、1、2、3年生の選抜制作展示や大学院工学研究科建築学コース2年生(大学院2期生)の修了設計・研究を展示しました。
初日から高校生や入学予定者をはじめ、企業関係者や学生の保護者など、多くの方々にご来場いただき、展示を行った学生たちが自身の作品について説明しました。
また、2月8日(土)には講評会を実施し、ゲスト審査員として建築・デザイン学科 空間デザイン専攻の教員が参加して優秀作品を選出。さらに、大学院生に対しても講評会を行いました。
結果は以下になります。
・優秀作品賞(論文)
梅本拓実(添田研究室)
・優秀作品賞(設計)
上川海人(北澤研究室)
表彰式では、上善恒雄 建築・デザイン学部長と同学部 空間デザイン専攻の深川礼子教授より賞状が授与されました。さらに、友電会特別支部「電建会」(建築学科の卒業生が中心となり友電会特別支部として2023年6月に設立された団体)の松本康平さんと武田剛さんから副賞が贈られました。
■出展学生コメント
「3Dプリンタを活用して建築模型を作成する際、生成した模型の課題を抽出し、失敗から得た知見をフィードバックするのにとても苦労しました。しかし、最終的に完成させることができて良かったです。この成果と技術を、今後は後輩たちに伝えていきたいです」「BIMと位置情報について調べていたものの、どのように研究を進めればよいか分からず、先生に相談しました。アドバイスをいただいたことで、NECタグを用いたシステムを構築し、教員の位置情報を可視化するシステムを開発しました。完成したときは大きな達成感があり、とても嬉しかったです。研究室では、研究の進め方だけでなく、仕事の進め方も学ぶことができたので、今後に活かしていきたいです」
学生たちは、今回の制作展を通じて自身の成長を実感するとともに、建築の可能性を改めて発見する機会となったのではないかと思います。
ご来場いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
建築・デザイン学部
https://www.osakac.ac.jp/faculty/architecture/
合同卒業制作展 特設サイト
https://sites.google.com/view/oecu-graduation-exhibition/
合同卒業制作展 公式Instagram