2015.07.31
グランフロント大阪で南角茂樹教授が「第8回組込み適塾」で講義を行いました
7月24日(金)グランフロント大阪において、総合情報学部情報学科 南角茂樹教授が組み込みソフトの技術者を育成する「第8回組込み適塾」で組込みソフトウェア構築技法(マイコンシステムの基礎)に関する講義を行いました。この講義は、組み込みシステムエンジニアの方々を対象としており、当日は関西圏と愛知県の企業から約20名の方々が参加されました。(愛知県からの受講者は名古屋会場からSkypeで参加)
組込みシステムとは、パソコンなどとは異なり家電製品のように用途が決まっているシステムを指し、南角教授は、その組込みシステムの中心となるマイコンシステム(電子機器の動作の要となる、ハードウェアの制御を行っているシステム)および組込みシステムの実装における問題点を、業務系ソフトウェアとの違いについても言及しながら、実例をベースに話されました。 講義は、講師からの解説だけでなく、企業のエンジニアの方々が現在どのような技術が必要なのかを受講者と意見交換するなどし、双方にとって貴重な機会となりました。
「組込み適塾」とは、産業界の求める人材育成基盤として組込みシステム産業振興機構が提供する“教育と交流の場”です。情報家電、携帯電話、自動車などの組込みシステムの高度化と品質向上を図ることを目的とし高度人材育成を実施します。更に、「組込み適塾」では企業の皆様が日頃抱える体系的な人材育成を行なっています。