2025.10.29
松居和寛准教授の共同研究論文が米誌に掲載
10月23日(木)、情報学科 松居和寛准教授が研究責任著者を務める共同研究論文が、米国のオープンアクセス型オンライン医学誌「Cureus Medicine Journal(キュリアス医学ジャーナル)」に掲載されました。
本誌は、症例報告の共有に注力する米国発のオープンアクセス型オンライン医学ジャーナルです。
研究発表は以下のとおりです。
テーマ:「機能的電気刺激を用いたヒト神経筋システムの同定と運動システムのデジタルツインの開発」
堀宗一朗(大阪大学 大学院生)、松居和寛(大阪電気通信大学 准教授 責任著者)、厚海慶太(広島市立大学 助教)、森佳樹(大阪大学 助教)、平井宏明(大阪大学 准教授)、西川敦(大阪大学 教授)
概要:運動器ヒューマンデジタルツインの実現を目指し、機能的電気刺激(FES)を用いてヒトの身体ダイナミクスを取得する手法を検討。FES印加時には、ヒトの平衡点に寄与すると考えられる「電気的筋拮抗比」と、ヒトの関節インピーダンスに寄与すると考えられる「電気的筋拮抗和」という2つのパラメータを用いている。ヒトの身体ダイナミクスは電気的筋拮抗和によって変化するが、この変化傾向はこれまで明らかになっておらず、本研究ではその傾向を確認することを目的としている。結果、電気的筋拮抗和とダイナミクスの関係は一様ではなく、個人によってさまざまである可能性が示唆された。
Cureus Medicine Journal
研究室紹介サイトWHO’S LAB(松居和寛准教授)
https://www.osakac.ac.jp/whoslab/research/matsui-k/
リハビリテーション医工情報学研究室
https://www.osakac.ac.jp/labs/rehalab/index.html

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