2025.07.09
情報学科の学生と教員共著に含まれる研究発表が日本老年医学会で行われました
6月27日(金)から29日(日)の3日間、幕張メッセ国際会議場・TKP東京ベイ幕張ホール(千葉県千葉市)で開催された「第67回 日本老年医学会学術集会」で、玉城悠臣さん(総合情報学部情報学科3年)と同学科 松居和寛准教授が共著に含まれる研究発表が行われました。
本学術集会は、老年医学分野における国内最大級の学会であり、高齢者医療に携わる医療従事者や研究者が一堂に会し、活発な議論が交わされてきました。60年以上の歴史を持つ日本老年医学会は、老年医学に関するさまざまな課題に取り組んできた実績があり、わが国の高齢者医療の発展に大きく貢献しています。
今回は「第34回 日本老年学会総会」との合同開催となり、「with Ageingを科学する老年医学」をテーマに、幅広いトピックについて活発な議論が行われました。
研究発表の内容は以下のとおりです。
タイトル:「筋・骨同時測定によるオステオサルコペニア評価法の開発と栄養学的バイオマーカーの解明」
発表者:井上達朗(新潟医療福祉大学)、前田圭介(愛知医科大学栄養治療支援センター)、佐竹昭介(国立長寿医療研究センター老年内科)、松井康素(国立長寿医療研究センターロコモフレイルセンター)、玉城悠臣(大阪電気通信大学)、松居和寛(大阪電気通信大学准教授)、荒井秀典(国立長寿医療研究センター)
概要:これまで、母指球筋を筋量の指標として確立することを目的に研究を進めてきた中で、本研究では、筋・骨の同時測定による簡便なオステオサルコペニア評価法の開発に加え、栄養学的バイオマーカーの解明による予防および介入への応用可能性を示唆した。
今後のさらなる研究の進展と、医療・福祉現場への応用が期待されます。
第67回 日本老年医学会学術集会
研究室紹介サイトWHO’S LAB(松居和寛准教授)
https://www.osakac.ac.jp/whoslab/research/matsui_k/
リハビリテーション医工情報学研究室