2019.12.23
総合情報学研究科コンピュータサイエンス専攻の大学院生が「RTミドルウェアコンテスト2019」で「ダイナミックトライアル賞」と「グローバルアシスト賞」のW受賞をしました
12月12日(木)、サンポートホール高松(香川県)で開催された「RTミドルウェアコンテスト2019」で、澤﨑悠太さん(総合情報学研究科修士課程コンピュータサイエンス専攻升谷研究室2年生)の作品が2賞受賞しました。
「RTミドルウェアコンテスト」は、経済産業省が推進するRTミドルウェアの普及のために、日本ロボット工業会・計測自動制御学会・産業技術総合研究所が共同主催するコンテストです。
「RTミドルウェア」とは、ロボット機能要素のソフトウエアモジュールを複数組み合わせてロボットシステムを構築するためのソフトウエアプラットフォームのことです。産業技術総合研究所がRTミドルウェアの実装の一つである「OpenRTM-aist」を開発しており、その仕様は国際標準化団体OMGによって標準化されています。
澤﨑さんは、本コンテストに「触覚と3次元視覚を備えたロボットアームのためのプログラミング教材」という作品を応募しました。作品はインターネット上で公開審査されるとともに、同日行われた「計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会」のなかでも発表を行いました。
この作品は、総合情報学部情報学科の授業「情報システム実験」でTAを担当した経験を踏まえて作成されたものです。同授業のテーマのひとつ「ロボットプログラミング」でRTミドルウェアを利用していました。
審査の結果、澤﨑さんは「ダイナミックトライアル賞」と「グローバルアシスト賞」の2賞を受賞し、表彰状と副賞が授与されました。