2024.12.24
電気電子工学科3年生が関西電力株式会社 大飯原子力発電所見学を行いました
11月23日(土)、30日(土)、12月7日(土)の3日程に分かれて、電気電子工学科3年生52人が関西電力株式会社 大飯原子力発電所(福井県大飯郡)の見学を実施しました。
はじめに、関西電力PR施設『エルガイアおおい』で、原子力発電所見学の事前説明と施設見学を行いました。ここには、大飯原子力発電所と高浜原子力発電所の運転管理を行う中央制御室を再現したシミュレータ設備があり、実際に発電所職員も研修を行っている施設のため、学生たちは実社会に直結した学びを得ることができました。(※『エルガイアおおい』は一般の方の見学も可能)
また、往復路のバスの中では見学の事前・事後学習として「S+3E(安全(Safety)を前提としたエネルギーの安定供給(Energy Security)、経済効率性(Economic Efficiency)、環境適合(Environment)」を実現するために重要なことや、原子力発電のしくみ、安全対策、使用済燃料対策について学びました。
電気エネルギーの安定供給と安全の重要性、それを維持するための取り組みについて、実際に運転している発電所の見学を通じて学ぶことができる貴重な機会となりました。
電気電子工学科では、企業と連携した講義『実践知識』に加えて、実際の施設『もの』やそこで業務に従事する技術者『ひと』と接する機会を設けています。
大飯原子力発電所見学において、受け入れ・ご案内していただきました関西電力株式会社には大変感謝申し上げます。