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2025.04.22

電気電子工学科の新入生が学外研修を行いました

4月14日(月)、15日(火)に、電気電子工学科の新入生を対象に1泊2日の学外研修を行いました。

本研修は、電気関連施設を見学することにより、電気電子工学と社会との関連について学ぶことを目的としています。また、新入生同士はもちろん、教員や大学院生、卒業研究生たちとの交流を通じて、多くの人とコミュニケーションを取り、円滑な人間関係を築くきっかけとすることを目指しています。これにより、大学との一体感を醸成することも目的としています。

 

1日目は、国内最大の営業路線距離を誇る「大阪モノレール万博車両基地」(大阪府吹田市)を見学しました。普段見ることのできないモノレールの分岐器転換動作や自走式車両洗浄装置での洗車など、構造や仕組みについて説明を受けました。

見学を終えた学生からは、「普段何気なく乗っているモノレールに、多くの人の努力や知恵が詰め込まれていることを改めて実感しました。特に記憶に残っているのは、レールの仕組みです。モノレールは人の重さを計算して、わずかに山なりに設計されており、乗客が増えるほど快適な乗り心地になることを初めて知りました」「モノレールの乗り心地を良くするために、線路をわずかに曲げて設計していることに感動しました」と、モノレールという身近な存在が、技術と工夫の結晶であることを実感する貴重な体験となりました。

 

次に、「大阪ガス ガス科学館」(大阪府高石市)を訪れ、エネルギーと地球環境の関わりやカーボンニュートラルについて、タブレットを片手に展示や実験施設を見学しました。また、液化天然ガス基地やガス発電所について、バーチャル・リアリティを活用した説明を受けました。今回の見学を通じて、再生可能エネルギーやその仕組みについて学ぶ貴重な機会となりました。

新入生たちからは、「太陽光や風力、バイオマス、地熱など、再生可能エネルギーの種類や特徴がよくわかりました。地球温暖化対策として私たちにできることは、電気やガスを無駄にせず、エネルギーの消費を抑えることだと学びました」「地球環境や持続可能な社会について考え、自分たちが今すぐできることを見つめ直しました」などの感想が寄せられ、生活の中にある環境問題やエネルギーの課題に目を向けるきっかけとなりました。

 

その後、宿泊場所である大阪府羽衣青少年センターに移動し、野外炊飯場で、みんなで協力しながらカレー作りを行いました。和やかな雰囲気の中、楽しい夕飯の時間を過ごしました。

出来上がったカレーを前にして、「班で一致団結してカレーを作り、片付けまで終わらせることができて達成感がありました。喜び合えたのは、仲間としての絆が深まった証だと思います」「カレー作りを通して、今まで話したことのなかった人とも話すきっかけができました」と嬉しそうに話してくれました。

 

2日目は、教員を囲んで、入学した意義や将来の夢について語り合いました。その後のスポーツ大会では、体育館で「キンボール大会」を開催。重さ約1kgの大きなボールを打ち合いながらレシーブを繰り返し、みんなで汗を流しました。

大会を終えて「自己紹介をした直後だったので、より一層団結力が高まってとても楽しかったです」と笑顔で話してくれました。

 

2日間を共に過ごす中で、新入生同士の交流が深まり、教員や先輩との距離もぐっと近づきました。親睦と結束が深まった今回の学外研修を通して、これから始まる大学生活への期待が高まり、学びへの意欲もより一層高めることができました。

 

 

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