工学部電子機械工学科1年生の吉田伊織さんが、テクノアイデアコンテスト「テクノ愛2021」にて健闘賞を受賞しました。
同コンテストは、将来の産業・科学技術の発展を担う人材の育成、科学技術やモノづくりへの関心を高めることを目的に、技術に関する幅広いアイデアを広く募集するアイデアコンテストです。
今回吉田さんは「地域プロジェクト活動1・2」の授業で、学年学科を越えたチームでテクノ愛に参加しましたが、個人でも挑戦してみたいと提出したアイデアが、見事評価されました。
今回提案したアイデアは「センサーに灯火を」。
このアイデアは、自動水栓のセンサー付近に発光ダイオードを配置し、感知範囲を可視光線で表示するアイデア。センサーで感知する範囲が目で見て分かるようになれば、誤作動や上手く反応しない状況が改善するのでは、と考えたそうです。
吉田さんは、自身が入院した際に体が思うように動かせず、自動水栓でうまく水を出すことができなかった経験をもとに、今回のアイデアを思い付いたそう。
コロナ禍の影響もあり、自動水栓のような非接触の仕組みはさまざまな場所で需要が増えており、多様な場面での応用も期待できます。
「地域プロジェクト活動1・2」の活動報告会では、今回入賞したアイデアを発表。教員・学生たちから温かい拍手が送られました。
地域プロジェクト活動1・2の活動報告会の様子はこちら