11月から1月にかけて、建築学科の佐々木研究室の大学院生が寝屋川市にある香里三井団地の公園の3D計測を行いました。
この3D計測の目的は、大学外での大きいエリアでのレーザースキャン実測の演習とレベル差の激しい場所での実測のシミュレーションです。
この香里三井団地では、建築学科北澤研究室の「Create For Smile」や佐々木研究室の有志学生などが集まり、居住者目線で出来ることを見つけようということで香里三井団地再生プロジェクト「ニコニコのデザイン」がすでにスタートしています。
なお、使用した3Dスキャナは、文部科学省が実施する令和3年度「デジタルと専門分野の掛け合わせによる産業DXをけん引する高度専門人材育成事業」により導入されたFARO FocusS 150です。
本学では、最新技術である3Dスキャナを用いた教育を取り入れ、この教育を通じて、BIMを中核としたデータ収集,データ理解,関係性の読み取りなどのデジタルスキルの修得と建築の各工程におけるBIMの活用レベルの向上及び建築業務におけるDX化のスキルとマインドの育成を図っています。
【参考リンク先】
香里三井団地再生プロジェクト「ニコニコのデザイン」が動き出しました