2024.07.19
BitSummit Game Jam 2024に本学学生が参加
BitSummit実行委員会が主催する学生ゲームジャム「BitSummit Game Jam 2024」に、総合情報学部デジタルゲーム学科、ゲーム&メディア学科、情報学科から学生10人と研究生1人が参加しています。
BitSummitは、毎年京都で開催されている国内最大級のインディーゲームイベントで、今年度は「BitSummit Drift / ビットサミット ドリフト」として、7月19日(金)から21日(日)の3日間、京都市勧業館みやこめっせ(京都府京都市)にて開催されます。
本ゲームジャムはその企画枠として開催されており、国内外の若いクリエイター育成のため産学官連携の形で継続的に実施されています。教育機関の垣根を超えて、さまざまな学生クリエイターが集い、交流を図りながら約3ヶ月の期間共同でゲーム開発を行いました。
本学の昨年度イベント参加の様子は以下の記事からご確認ください。
https://www.osakac.ac.jp/project_now/dg/1172
今年度は、4月20日(土)のキックオフミーティングからスタートし幾度かの合同作業日を経て、集中作業日として6月7日(金)から3日間、学生たちは遠隔またはオフラインで作業拠点に集まり肩を並べ作業を行いました。
本学学生は、京都側に用意された拠点(ホテルアンテルーム京都)に集まりさまざまな学校から参加した学生らと共にゲーム制作を行いました。終日、各自の担当作業である企画立案や仕様の作成、グラフィック、システム制作などの実装作業を行いました。
また、集中作業日の最終日夕方には、各チームが制作途中のゲームを並べた試遊会が開催されました。オーソドックスなアクションゲームを学生ならではの観点で発展させたものや、作品テーマをもとに独自のゲーム性を検証しているゲームまでさまざまな作品が並び、どれも今後の完成を期待させるものばかりでした。当日は、ゲーム業界からゲストも参加しフィードバックが行われました。
今回参加した、野々村賢人さん(総合情報学部デジタルゲーム学科2年)と後藤怜さん(総合情報学部デジタルゲーム学科3年)はそれぞれ別のチームでゲームデザイナー、ゲームプログラマーとして本イベントに参加しています。
チームリーダー・ゲームデザイナーとして参加した野々村さんは「大学では幅広い分野の勉強を心掛けていますが、将来はゲームプランナーとして活躍することを目標としています。今回BitSummit Game Jamに参加した理由は、自分の力を試したかったのとチームでの制作経験を積みたかったからです。チームリーダーとゲームプランナーのロールを担当して、どちらもコミュニケーションがとても重要で、自分の考えていることを正しく言語化して伝えることに苦労しました。なんとかゲームとして形にすることが出来たので、ぜひ色々な人に私たちのゲームで遊んでほしいです」と意気込みを話しました。
ゲームプログラマーとして参加した後藤さんは「ゲーム制作を意識するきっかけは、小学校4年生のころに文部科学省が提供していた『プログラミン』という教材に触れ、自身が作ったコンテンツを友人に遊んでもらったことでした。私は、大阪電気通信大学高等学校卒業なのですが、一貫して今もプログラミングを中心にゲーム制作の勉強を続けています。個人制作の経験はありますがチーム制作の経験が無かったので、今回BitSummit Game jamにチャレンジして本当に多くのことを学べる貴重な機会となりました。最初は緊張しましたが、この3ヶ月でチームの仲間たちと心を開いて同じ目標に走れていると感じています」と手応えを感じた様子で話してくれました。
なお、本イベントは今年度からイベント運営を円滑に行うため「BitSummitゲームジャム実行委員会」を組織しており、本学からはゲーム業界を経て本学に赴任した、総合情報学部デジタルゲーム学科 森善龍准教授が参加しています。また、参加学生のサポートを行うメンターとして総合情報学部ゲーム&メディア学科 ナガタタケシ准教授も参加しています。
今回のゲームジャムの成果物については「BitSummit Drift / ビットサミット ドリフト」のゲームジャムブースにて展示が検討されています。
最終的にどのようなゲームが制作されるのかは、ぜひイベント当日に会場にお越しいただきお楽しみください。
BitSummit公式サイト
出展作品動画
https://www.youtube.com/playlist?list=PLVG8ZdXXk64KoVmvcV7Opoqld_TwfXlxm