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2022.11.02

通信工学科 村上研究室の学生たちがISITA2022で発表を行いました

通信工学科 村上研究室の大学院2人、大学4年生1人が、茨城県のエポカルつくば国際会議場で開催されたThe International Symposium on Information Theory and Its Applications(ISITA2022)で発表を行いました。
ISITAは情報理論に関する国際会議で、学際的な交流のためのフォーラムです。今年度は、発表件数53件・基調講演1件・ポスター発表17件で、参加人数は約300人でした。
 
大学院工学研究科電子通信工学コース 博士課程前期2年 佐藤 南
High-Density Knapsack Cryptosystem using Shifted-Odd and Super-Increasing Sequence
Minami Sato, Sousuke Minamoto, Ryuichi Sakai and Yasuyuki Murakami (Osaka Electro-Communication University, Japan)
佐藤さんは、量子コンピュータに対して安全な公開鍵暗号を設計することを目標に、ナップザック暗号の高密度化と安全性を評価した研究について口頭発表を行いました。
対面での英語発表を経験し、暗号分野以外で活躍されている先生と意見交換をしたり、アドバイスをいただけたりできて非常に有意義な体験となりました。
 
大学院工学研究科電子通信工学コース 博士課程前期1年 皆本 颯佑
NIST Statistical Test for Public Keys of Representative Modular Knapsack Cryptosystems
Sousuke Minamoto, Hayato Inoue, Minami Sato and Yasuyuki Murakami (Osaka Electro-Communication University, Japan)
皆本さんは、乱数列と3つのナップザック数列の乱数性を乱数検定を用いて検証した成果のポスター発表と、5分間のショートトークを英語で行いました。
海外の大学の発表を聴講し、他大学の先生方と交流するなど貴重な経験となりました。
 
情報通信工学部通信工学科4年生 三木 美月
Realization of ID-based Non-Interactive Key Sharing Scheme based on Discrete Logarithm Problem over Composite Number
Mizuki Miki and Yasuyuki Murakami (Osaka Electro-Communication University, Japan) 
三木さんは、1990年の発表当時には計算機能力の制限により実現が困難であった「合成数を法とする離散対数問題に基づく鍵共有方式」を実現した成果のポスター発表と、5分間のショートトークを英語で行いました。
大学4年生ながら、基調講演を間近で聴講し、発表について他大学の先生方からアドバイスをいただくなど今後の研究に繋がる貴重な経験となりました。

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