2023.05.01
情報通信工学部 通信工学科の新入生が学外教育研修を行いました
4月21日(金)、22日(土)に、情報通信工学部 通信工学科の新入生が1泊2日の研修を行いました。
通信工学科での学外教育研修は今回が初めての実施で、大学生活へのスムーズな順応や合宿形式によるグループワーク・フィールドワーク、新入生と在学生との交流、通信関係施設の見学を通じての目的意識の醸成を狙いとしています。
1日目はシャープミュージアムを見学しました。国産第1号のラジオやテレビ、世界初の液晶表示電卓といった、現代社会になくてはならない製品の日本初、世界初の製品が数多く展示されており、シャープの先見性や独創性あふれるモノづくりの歴史を学びました。
その後、大阪府立少年自然の家に移動し、グループ別入門講義や森を散策しながらゲームを行いました。
体育館レクリエーションでは、お題に答えてから自己紹介をする「積み木自己紹介」や輪になり人差し指でフラフープを支え、指を離さずにさげていく「ヘリウムループ」、チームで協力し巨大ボールを落とさないよう、ほかのチームに投げる「キンボール大会」を開催し汗を流しました。
夕食後にはキャンプファイヤーを行いました。歌を歌い、火の神を呼ぶと扮装した教員が登場し、学生たちは教員の登場に笑顔を見せていました。
2日目は、全体レクリエーションとしてアニメの世界に入り込んだ設定で、くじを拾いそのキャラクターになりきって仲間を探す「仲間を探せ!」や、30枚の紙を使い5分間で高いタワーを作る「ペーパータワー」を行いました。
昼食は、火起こしから調理までグループで協力しカレー作りを行いました。同じ材料を使い調理しましたが、グループによって味が違う興味深い結果となりました。カレー作りを通して共同作業を学ぶ良い機会となりました。
その後、ホールに集まり今回の学外教育研修の振り返りを行い、2日間の全行程が終了しました。
学生からは「授業でしか関わらない人や、初めて関わる人とも楽しくコミュニケーションをとりながら2日間を過ごすことができ楽しかったです」「レクリエーションを通していろんな人の特徴、性格に気づくことができました」「やるべきことをみんなで分担すれば、パフォーマンスが上がると感じました」といった感想がありました。
情報通信工学部 通信工学科 村上恭通教授は「学科として初めての学外教育研修でしたが、スタッフ学生が頑張ってくれたおかげで無事に終了することが出来ました。新入生はイキイキとした笑顔でとても楽しんでくれていたようだったので、実施してよかったです」と話しました。
学外教育研修を通して、新入生はこれからの大学生活への期待が膨らみ、学修への意欲も高まったのではないでしょうか。
協力し合い、共に過ごす時間を経て、新入生だけでなくスタッフとして運営に携わった通信工学科の上級生や、大学院生との交流も活発に行われ学科にとって大変有意義なイベントとなりました。