2022年度の通信工学科1年生のキャリア授業の様子をお届けします。
通信工学科では、2019年度から、学生の主体性を育てるために株式会社リアセックの「タクナル」というアクティブラーニングを導入し、9人の全教員が、タクナルのファシリテーター(講師)研修を受けて、授業を行っています。
タクナルは、ケースメソッドPBL(Project Based Learning)という「実際に起きた事例を教材として、あらゆる事態に適した最善策を討議し、学習者が答えを導き出す」教育・研修プログラムです。
今回の課題は「(写真を見て)どちらの方がこわい先生か」と「無人島にひとつだけ持っていくなら、何を持っていくか」。
OECUイノベーションスクエアの学生ラウンジに集まった学生らは、各々自分の考えを伝え、相手に質問を投げかけるなど、活発に議論を交わして意見交換の練習を行いました。議論への抵抗感をなくし、多種多様な意見に耳を傾けることや、積極的な姿勢の大切さを知る機会となりました。
また、今回は密を避けるために学生ラウンジ前のパサージュまで机を広げて実施。完成したばかりの新棟の自由な活用方法を模索する機会となりました。
引き続き、通信工学科の特色である「タクナル」を用いたアクティブラーニングの様子をお伝えいたします。