2025.10.13
空間デザイン専攻サインプロジェクトの学生が学内部署サインを制作
空間デザイン専攻「サインプロジェクト」に参加している建築・デザイン学科 空間デザイン専攻2年生の学生らが、木製の学内部署サインを制作しました。
本プロジェクトは、「キャンパスに木の温もりを取り入れたい」という理事長の思いを受け、木工室職員の呼びかけをきっかけに、同専攻 寶珍宏元講師が立ち上げた学生主体のプロジェクトです。
参加した前田夏希さん、宮崎那海さん、山内悠希さん、松本晃輝さんの4人は、木工室利用にあたり安全講習を受講し、授業外の時間を活用して制作に取り組みました。部署サインの材料には、寝屋川キャンパスの大規模リニューアルに伴い伐採されたポプラの木を再利用しています。
完成したサインは、デザインや素材に統一感があり、各部署がより分かりやすくなりました。
学生たちの学びと創意工夫が形となったこのサインは、キャンパスに新たな温もりを添えるとともに、学生主体の取り組みとして今後の活動にもつながる成果となりました。
■学生コメント
前田夏希さん
「大学での一つの経験として参加しました。完成したときは想像していた以上の仕上がりで満足しています。木工室の職員の方がとても丁寧に教えてくださいました。将来的に家具やインテリアを制作する際に、今回学んだ工具や機械を使って、自分のアイデアを形にしていきたいです」
宮崎那海さん
「自分の作品が各部署に設置されているのを見て、制作した実感とともに嬉しさがこみ上げました。今後は小物などを作って、友達や家族にプレゼントしたいです」
山内悠希さん
「電動糸鋸盤で文字を切る作業が大変で、特にカーブの部分は木が折れてしまうこともありました。面取りなど滑らかに仕上げる工程も難しかったですが、繰り返すうちにコツをつかみ、作業も早くできるようになりました。今回学んだ技術を活かして、自分の家の表札を作ってみたいです」
建築・デザイン学部建築・デザイン学科空間デザイン専攻
https://www.osakac.ac.jp/faculty/architecture/arcdesign/
研究室紹介サイトWHO’S LAB(寶珍宏元講師)
https://www.osakac.ac.jp/whoslab/news/news-14334/