2025.11.24
空間デザイン専攻の学生が「団地のよいとこ探そうワークショップ」に参加
10月4日(土)、香里三井団地の集会所で、建築・デザイン学科 空間デザイン専攻 寶珍宏元講師による「団地のよいとこ探そうワークショップ」が開催され、同専攻2年生3人と建築専攻2・3年生4人、大学院工学研究科工学専攻 建築学コース1人の学生が参加しました。

本ワークショップは、大阪府住宅供給公社と寶珍講師による共同プロジェクトとして実施され、寝屋川市香里園にある団地空間について、住民や関係者と共に「よい居場所」や「よく通る道」などを見つめ直すことを目的としています。
はじめに3つの班に分かれ、大判の地図を囲みながら意見交換を実施。住民の方々の意見や想いを「旗」に描いて地図に配置したり、日々使う道を描き込んだりすることで、団地空間の現在の魅力や課題を共有しました。
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学生からは「住民の方々と話すことで、地図や現地を見るだけでは分からない気づきが多く、対話することの大切さを学びました」「長年住む地域の方だからこそ感じる団地の良さや、課題を直接聞けて貴重な体験になりました」といった意見が寄せられました。
寶珍講師は「建築の内外に関わらず、空間には必ず利用者がいます。設計者の努力だけでなく、利用者の意見や想いについて対話することで見えてくるものは多いです。デザインを学ぶ学生にとって、今回の活動から気づきを得られたらと思います」と話しました。
今回のワークショップで得られた意見や地図の記録は、寶珍講師によるデータ分析を行い、今後の団地内のデザイン活動に活かされる予定です。現在は空間デザイン専攻1・2年生7人と建築専攻2年生1人の8人で団地空間デザインプロジェクトを進行中です。

授業での作品制作とは異なり、地域の方々との対話を通して学ぶことで、学生たちにとって大きな実践的経験となりました。
※2024年4月より工学部 建築学科は建築・デザイン学部 建築・デザイン学科へ
建築・デザイン学部
https://www.osakac.ac.jp/faculty/architecture/
研究室紹介サイトWHO’S LAB(寶珍宏元講師)
https://www.osakac.ac.jp/whoslab/news/news-14334/


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