2025.11.04
女子更衣室リノベーションプロジェクトがスタート!
建築・デザイン学部 建築・デザイン学科 空間デザイン専攻の学生たちが中心となり、寝屋川キャンパスの女子更衣室をより使いやすく、安心して過ごせる空間に生まれ変わらせる「女子更衣室リノベーションプロジェクト」が動き出しました。
8月26日(火)には、塩田邦成学長や寝屋川キャンパスの担当部署の方々に向けて、プロジェクトの目的やこれまでの取り組みを紹介するキックオフミーティングを実施。

女子学生の人数が比較的少ない本学で、「もっと居心地の良い場所をつくりたい」という思いから始まったこのプロジェクト。女子学生の定着や入学の動機づけにつながることを目的としています。
学生5人が、教員・設計事務所と一緒に、計画から設計、完成までトータルで携わることで、実際に建物づくりのプロセスを体験できる、実践的教育の機会の場となります。

現在、学生たちは現地調査を終え、3Dモデリングで空間を再現。
アンケートや事例研究、ショールーム見学などを行いながら、どんな空間が「心地よい」かをとことん考えています。
ショールーム見学では、観葉植物などグリーンを取り入れてリラックス感をつくっていたり、あえて無音にしない“ほどよい音”の工夫がされていたりと、快適な空間づくりのヒントをたくさん発見できました。
また、学生アンケートの結果を受けて、人との距離感や、視線がぶつかりにくいレイアウトの大切さも学び、より安心して使える空間づくりへとつなげています。


キックオフでは、塩田学長から「取り組んでいる課題は、日本の理工系大学全体に関わるテーマ。今日の発表から多くを学びました。みなさんに期待しています」と温かいエールも。
プロジェクトメンバーの山下綺音さん(建築・デザイン学部 建築・デザイン学科 空間デザイン専攻1年)は、「大学での学びは自分次第。このプロジェクトは流れがわかりやすく、とても勉強になっています」と、学びを楽しむ様子を見せてくれました。
プロジェクト唯一の男子メンバー、湯川巧翔さん(同学部同学科同専攻1年)は「誰にとっても使いやすい空間にしたい。デザインでできることは男女共通だと思う」と意気込みを語ってくれました。
完成は2027年2月予定。
今後の進捗にも、ぜひご注目ください。
.jpg)
