2025.09.16
東京ゲームショウ2025に出展する学生ゲーム作品の学内最終審査を実施
総合情報学部は、世界最大規模のゲームイベント「東京ゲームショウ2025」に大学ブースを出展します。
これに先立ち、8月29日(金)に本学ブースで展示予定の学生作品を対象とした学内最終審査会を実施しました。
最終審査には15作品が登場。パーティーゲームや3Dアクションゲーム、VRゲームなど、多彩なジャンルのゲームが揃いました。審査員を務めた教員が実際にプレイし、学生たちは基本操作の工夫から細部の演出まで熱意を込めてプレゼンテーションを行いました。
最終審査会出展作品の一部をご紹介
■ 『DisPlay』
かつてアナログテレビを叩いて直していた文化から着想を得た作品。プレイヤーはテレビの中に潜むモンスター「ノイズン」を倒すため、筐体を叩いてシャーマン「ナオスン」を呼び覚まし、戦います。コントローラーやキーボードを使わず、モニターを実際に叩くという斬新な操作方法が特徴。身近な文化をゲームへと昇華させたアイデアと、体感的な新しい遊び方が高く評価されました。
■ 『Key Typer』
国内最大級のインディーゲームイベント「BitSummit the 13th」にも出展したアクションタイピングゲーム。言葉を入力することでギミックが発動し、たとえば「重力反転」とタイプすればステージ内の重力が変化するなど、入力とゲーム進行が直結しています。BitSummitでの試遊を経て、難易度設計やステージ構成を改良。海外のプレイヤーにも好評で、幅広く楽しめるユニバーサルな作品となっています。
■『階層戦士レイヤドン』
同じく「BitSummit the 13th」に出展された作品で、改良により2人プレイが可能になり、ネットワークを通じて遠く離れた場所からでも協力して遊べるようになりました。プレイヤーが“層”を移動できる独自のシステムが特徴で、BitSummitでは「グラフィックが綺麗」と好評を得ました。開発を担当した後藤 怜さん(総合情報学部デジタルゲーム学科4年)は、「3年次から参加してきたゲームジャムでの経験が活きた」と振り返ります。東京ゲームショウに向けて新たなボスの追加など、さらなる改良を重ねており、「自分たちの作品でお客さんに楽しんでもらえるよう最後まで頑張りたい」と意気込みを語っています。
厳正な審査の結果、東京ゲームショウに出展する7作品が決定しました。
・DisPlay
・階層戦士レイヤドン
・Burnout!
・Key Typer
・ドドド!ドットシューティング
・Oh My Cart!
・バーチャルライバーこなたちゃん!
ぜひとも本学ブースに足をお運びくださいませ!
ゲーム制作教育の先駆け、 大阪電気通信大学がインディーゲーム国内最大級の祭典に挑む ~「BitSummit the 13th」で学生たちの発想力を発信~
https://www.osakac.ac.jp/news/2025/3592
BitSummit
総合情報学部デジタルゲーム学科特設サイト
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