2024.12.05
パワーエレクトロニクス関連の3大学5研究室で卒業研究の中間発表会を実施
11月24日(日)、大阪産業大学 梅田サテライトキャンパス(大阪府大阪市)にて、パワーエレクトロニクス関連の研究を行っている3大学5研究室が、合同で卒業研究の中間発表会を実施しました。
この発表会は、コロナ禍以前から定例で実施していたもので、コロナ禍で中断ののち昨年度から3大学5研究室(大阪工業大学/森實研究室・又吉研究室・神野研究室、大阪産業大学/岩田研究室、大阪電気通信大学/民田研究室)が参加しています。今年度は各研究室の4年生 40人全員が、22件の発表を行いました。
発表会には教員のほかに大学院生も参加。大学院生は運営にあたるほか、「指定討論者」として最初に質問をする役をあらかじめ各発表に割り当てられます。このため大学院生は割り当てられた発表の予稿を事前に読み込み、内容をある程度理解して、いくつかの質問を用意した状態で発表会に臨みました。また、参加者は他大学のすべての発表に対して、良かった点や改善すべき点のコメントを求められます。
発表後、他大学の評価を集計して各大学で「優秀賞」が発表されました。本学からは「バースト共振回路の試作とアプリケーション検討」と題して発表した2人が受賞しました。
学生たちにとって自分たちと同じ4年生、かつ比較的近い分野の研究発表を聞くことは大きな刺激になりました。また、発表の仕方や資料の作り方、研究の進め方など大変良い勉強になったとの感想があり、4年生だけでなく質問担当の大学院生に大変良い勉強になりました。
これを機会に他大学の学生と学生同士の交流も始まり、大変収穫の多い発表会となりました。
これから年度末に向けて、気を引き締めなおして卒業研究に取り組んでくれることと思います。
研究室紹介サイトWHO’S LAB(民田太一郎教授)