2023.12.15
工学研究科電子通信工学コース 佐藤研究室の学生が国際会議ICETC2023でポスター発表を行いました
11月29日(木)から12月1日(金)の3日間、かでる2.7(北海道立道民活動センター)にて開催された電子情報通信学会の国際会議ICETC2023(International Conference on Emerging Technologies for Communications)において、堂岡優陛さん(工学研究科電子通信工学コース 佐藤研究室2年)がポスター発表を行いました。
ICETC2023は、電子情報通信学会 通信ソサイエティ主催によるフラッグシップ国際会議で、通信ソサイエティがカバーする全研究分野を対象として、通信情報分野を中心に研究分野の垣根を超えた議論、若手研究者の育成を目的とした国際会議です。2020 年から開催された本会議は、これまでコロナ渦においてオンラインでの開催を余儀なくされてきましたが、4回目をむかえる今年は初めて完全オンサイトでの開催となりました。
堂岡さんの発表テーマは『On Investigating the Characteristics of Users' Reactions to Instagram Posts and Its Modeling』。代表的な SNS である Instagram におけるユーザの反応特性を調査したものであり、投稿に対するユーザからの反応である「いいね数」の時間変化について統計的なモデル化を提案しました。本研究での正確なモデル化によって、投稿に対するユーザ反応の将来予測やユーザ反応の要因調査などへの応用が期待できます。
堂岡さんは「初めての国際会議に参加し、英語での発表や質疑応答に苦戦しましたがとても良い経験になりました。ポスター形式の発表で、予想を遥かに超えた数の質疑応答があり、多くの受答を行ったことで慣れはじめ、落ち着いて的確に返すことができるようになりました。今回上がった意見を踏まえ、経験できたことを修論発表会に活かし、また学会発表などの機会があれば参加したいです」と手応えを感じたようです。
ICETC2023
https://www.ieice.org/cs/icetc/index.html
佐藤研究室
https://www.osakac.ac.jp/whoslab/research/sato/