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2024.02.06

名倉研究室の学生がプレゼミでゾムツールを使い『正120胞体』を作成

基礎理工学科 名倉研究室では、大阪電気通信大学高等学校との高大連携授業の一環で、ゾムツールを使い『正120胞体』の作成を行っています。

 

1月24日(水)、来年度の高大連携授業に向けて4年生が3年生に引き継ぎを行いました。

ゾムツールは、レゴブロックに勝るとも劣らない組立玩具の一種で、小中学生・高校生はもちろん、大学生でも十分利用可能な立体幾何学学習用教具でもあります。さらに、科学者・エンジニア・CGデザイナー等の使用にも耐え得る、非常に高度なコンストラクション・ツールでもあります。

 

3次元空間にはきれいな立体として「正多面体」(正12面体など5種類)があるように、4次元空間にもきれいな立体「正多胞体」(正120胞体など6種類)があります。『正120胞体』というのはその一つで、3次元の「正12面体」の4次元版です。

今回はゾムツールでその3次元投影模型を作りました。

基礎理工学科 名倉誠准教授は「自分の手でゾムツールを組立て、完成したものを見てキレイだと感じてください。そのキレイな形の背景には数学があります。このように、楽しみながら数学や科学の幅広い概念の構造や、幾何学を学んで欲しいです。個人で制作するのは大変ですが、チームワークで行うとお互いを知る良い機会にもなります」とゾムツールを通じた学びを話しました。

 

参加していた4年生は「高大連携授業では、高校生にチームワークの素晴らしさや勉強もみんなで協力して取組むことの大切さを伝えました。来年度に向けて3年生にもその想いを引き継いでいって欲しいです。『正120胞体』は作って楽しむだけでなく、複雑な形の中にある立体の対称性や関係を見つけることが面白いツールでもあります」と今後の期待とゾムツールの魅力を話してくれました。3年生は「学年の垣根なく、和気あいあいと制作ができて楽しかったです」と満足した様子で話していました。

 

名倉研究室

https://www.osakac.ac.jp/whoslab/research/nagura/

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