2025.09.05
3D造形プロジェクト参加学生がプレゼンテーションを実施
9月1日(月)、OECUイノベーションスクエア(A号館)2階のプレゼンテーションステップスで、3D造形プロジェクトに参加する建築・デザイン学部 空間デザイン専攻2年生 5人がプレゼンテーションを行いました。
本プロジェクトは、建築・デザイン学部 空間デザイン専攻の太田琢也准教授と寶珍宏元講師が昨年に1年生で行った授業を実践に移したプロジェクトで、3D造形物の設計により寝屋川キャンパス内の滞在空間を創出するためのデザイン提案を目的としています。
今回はOECUイノベーションスクエア アクティビティホール横のOECU広場 Eastを題材にベンチとパーゴラ(木材で組まれた格子状の棚)、灯篭とその配置計画を提案。プレゼンテーションは3Dモデルを活用して行われました。
約6カ月間、学生たちは広場の活用方法や、学生が過ごしやすい空間づくりについて考え、ミーティングを重ねてきました。発表にむけて、1分プレゼンテーションなど繰り返し練習し、今回の発表に臨みました。
当日は4作品のプレゼンテーションが行われ、それぞれがプロジェクトで取り組んできた空間設計について発表しました。
質疑応答では、寶珍宏元講師やプロジェクトメンバーに加え、同学部学科専攻 上善恒雄教授、光石暁彦准教授、太田琢也准教授らが専門的な観点から質問や指摘、助言を行いました。学生たちは、緊張しながらも自身の提案について答えていました。
最後に寶珍講師は、「1分プレゼンなど繰り返し練習を重ね、多くの反省点はありましたが、全員のクオリティは確実に向上しました。今回の発表は、自分の考えがしっかり伝わる内容になっていました。背景やストーリーを意識し、問題解決型のプレゼンとして、自分の提案をどのようにストーリーとして伝えるかが重要です。さらに、人の行動をパースから読み取り、自然に行動を促す仕掛けを考えることも可能です。今後はそういった点も意識して取り組んでください。今回の発表は非常に良い内容でした」と総評しました。
学生からの感想
青山和樹さん:1番目の発表で緊張しましたが、資料をブラッシュアップし実際に制作していきたいです。また、その制作を通して新しいものも作っていきたいです。
辻村漣さん:構造の計算など専門的な部分を先生に教わりながら取り組みました。今後は、相手に寄り添える提案を心がけていきたいです。
油田英之さん:緊張しましたが、とても楽しかったです。未完成の状態から作り上げる過程が面白く、やりがいを感じました。
松本隼輔さん:自分なりに伝えたいことは伝えられました。今後は資料のクオリティをさらに高めていきたいです。
岡本大夢さん:このスペースの夜の暗さを解決するため地面からのアプローチでデザインしました。デザインがまだ詰めきれていなかったので、現実に落とし込むことがこれからの課題です。
今回の発表を通じて学生たちは、実践的な学びを得るとともに、今後の成長へとつながる貴重な経験となりました。
関連リンク
研究室紹介サイトWHO’S LAB(上善恒雄教授)
https://www.osakac.ac.jp/whoslab/research/jozen/
研究室紹介サイトWHO’S LAB(太田琢也准教授)
https://www.osakac.ac.jp/whoslab/research/ota/
研究室紹介サイトWHO’S LAB(光石暁彦准教授)
https://www.osakac.ac.jp/whoslab/research/mitsuishi/
研究室紹介サイトWHO’S LAB(寶珍宏元講師)