2023.10.12
通信工学科 村上研究室の学生が卒業研究中間発表と境研究室との合同ゼミを実施しました
9月29日(金)、通信工学科 村上研究室の4年生と大学院生が3年生への卒業研究内容の紹介を兼ねて、3回目の中間発表会をA号館 通信工学科研究室で行いました。
村上研究室では、2月に行われる卒業研究発表会に向け、年4回中間発表会を実施しています。夏のゼミ合宿を終えた今回の発表では、プレゼンスライドにも工夫が見られ聞き手を意識したものになっていました。
村上恭通教授は今回の中間発表を見て「ゼミ合宿のレクリエーションを通じて仲良くなったこともあり、ゼミ仲間と話し合いながら行うことで自覚が芽生え、研究に取り組む姿勢が変わってきたと思います」と学生の成長を体感していました。
プレゼンを聞いていた3年生も、先輩の研究発表内容を興味深く聞き、来年行う卒業研究に向け期待を膨らませていました。
同日、境研究室と合同ゼミを実施しA号館 リザーブラボにて夏休みの課題発表を行いました。
課題は「高速指数計算(べき乗)法」。高速指数計算法とは、ある数の大きなべき数の計算を行う際に、できるだけ少ない計算量で行うための方法で、計算式を含めた解き方を学生同士がローテーションでみんなの前で説明しました。
発表後の質疑応答では、問題の解き方など先生や大学院生からアドバイスをもらい学生たちは熱心に聞いていました。
授業に出席していたゼミ生は「課題が難しく解くことができなかったのですが、先生のアドバイスや発表を聞き、計算式の使い方が理解できました」とすっきりした表情をしていました。
合同ゼミのメリットは、異なるゼミ生が相互に話し合い、研究室を超えてゼミ活動を行えることです。今後もこの相互教育の場を大切にしていきたいと思います。
●村上 恭通教授 ネットワークセキュリティ研究室
暗号・情報セキュリティの研究
https://www.osakac.ac.jp/whoslab/research/murakami/
●境 隆一准教授 データセキュリティ研究室
暗号・情報セキュリティの研究
https://www.osakac.ac.jp/whoslab/research/sakai/
関連リンク
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https://www.osakac.ac.jp/project_now/ei/1228