2024.07.12
1年生のキャリア授業で6・7・8回目のアクティブラーニングを実施
通信工学科1年生のキャリア授業で、6・7・8回目のアクティブラーニングを実施しました。
今回のワークテーマは「おすすめのダイエット法」。本ワークテーマでは、情報の収集力を高めることを目的としています。
学生はこの課題について有効で効率的な情報収集について考えるとともに、新たなチームリーダーを決め、企画書作りから発表まで各チームで行いました。
6月21日(金)、6回目のアクティブラーニングのテーマは「調べる」。
食事や運動などさまざまな観点の情報収集を自身のパソコンやスマートフォンを活用して調べました。
6月28日(金)、7回目のアクティブラーニングのテーマは「資料作り」。
BYOD(Bring Your Own Device)パソコンを活用して、Googleスライドでの共同作業で発表用スライドを作成しました。企画書作りにはGoogleスライドを使用し、グループワークを通してOAスキルの向上にもつなげています。
学生たちは議論や役割分担にも慣れてきた様子で、調べた情報を元に意見交換を行い、チームで情報収集の計画を立て、発表用のスライドや台本作成などの準備を進めていました。
7月5日(金)、8回目のアクティブラーニングのテーマは、グループワークで考えた企画の発表「プレゼンテーション」。
10チームに分かれて、各チームが調べたさまざまなダイエット法について5分間の発表と3分間の質疑応答を行いました。
発表終了後は学生同士の投票により、最も評価の高かった「パチスロダイエット」を提案したチームCと、「健康で健全でキモチイイダイエット法を目指して」を提案したチームRが選出され賞品が贈られました。
「パチスロダイエット」を提案したチームCは、「ドーパミンを出すためパチスロを長時間プレイすることで食事量を減らし、体重を落とすダイエット方法です。多くの犠牲とリスクを負いますが、面倒な食事制限や運動をしなくて良いので効果的です」と提案し、さらに足を小刻みにゆらす「貧乏ゆすりダイエット」と2つの斬新な方法をプレゼンしました。
「健康で健全でキモチイイダイエット法を目指して」を提案したチームRは、「あの子をメロメロにする割れた腹筋を作るための本気の運動メニュー」を面白おかしくプレゼンしました。
最後に、通信工学科 佐藤寧洋准教授は「今回のテーマはまとめどころが難しかったのか、5分以内の発表に各チーム苦戦していましたが、みなさん方向性が違っていておもしろいプレゼンテーションでした」と総評を述べました。
通信工学科では、2019年度から学生の主体性を育てるために株式会社リアセックの「タクナル」というアクティブラーニングを導入し、9人の教員が「タクナル」のファシリテーター(講師)研修を受けて授業を行っています。
タクナルは、「○○したくなる」から引用されており、ケースメソッドPBL(Project Based Learning)という「実際に起きた事例を教材として、あらゆる事態に適した最善策を討議し、学習者が答えを導き出す」教育・研修プログラムです。
▼前回の授業の様子はこちら
1年生のキャリア授業で3・4・5回目アクティブラーニングを実施
https://www.osakac.ac.jp/project_now/tcn/1354
1年生のキャリア授業で2回目のアクティブラーニングを実施
https://www.osakac.ac.jp/project_now/tcn/1333
2024年度通信工学科1年生のキャリア授業でアクティブラーニングを実施
https://www.osakac.ac.jp/project_now/tcn/1323
次回は全9回のアクティブラーニングの振り返りとなります。引き続き様子をお伝えしていきます。